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医療機器として承認を受けていない韓国製カラーコンタクトレンズをホームページ(HP)で宣伝したとして、大阪府警が大阪市の輸入代行会社を薬事法違反(未承認医療機器の広告)容疑で9月に家宅捜索していたことが2日、府警への取材でわかった。カラコン業者の摘発は異例だという。

カラコンは平成21年から、視力補正用コンタクトレンズと同様に「高度管理医療機器」として薬事法で規制され、販売などには承認が必要となっている。

府警によると、同社は8月、HP上で未承認の韓国製カラコン1種類について「ブラックリングで輪郭強調!」「うるうる瞳になれる」などと効果を宣伝した疑いがある。

府警によると、同社が購入者の代わりに韓国の業者に注文し、商品は韓国から購入者に直送されていたため、広告を禁じた同法違反容疑で同社を捜索した。