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生後間もない長男を虐待してやけどを負わせたとして、大阪府警捜査1課は21日、傷害容疑で父親の大阪市住吉区庭井、無職李護容疑者(27)=韓国籍=を逮捕した。同課によると、「なぜやけどしたか分からない」と容疑を否認。長男は昨年11月以降に少なくとも4回病院に運ばれ、生後4カ月だった今年1月に死亡しており、同課が経緯を調べている。
逮捕容疑は昨年11月20日と28日ごろ、自宅で長男愛琉ちゃんの両足裏や下半身にやけどを負わせた疑い。
同課によると、李容疑者は同月21日と29日、12月3日に自ら愛琉ちゃんを病院に連れて行き、医師に「近くにストーブがあった」と説明。当時、虐待は疑われず、愛琉ちゃんは今年1月11日夜、「入浴中に容体がおかしくなった」と李容疑者から119番があり、別の病院に搬送されたが、翌日死亡した。
救急隊員が両足のやけどの痕に気付いて府警住吉署に通報。顔や体にもあざがあり、司法解剖で死因は低酸素虚血性脳症と判明したが、虐待との因果関係ははっきりしないという。
一家は母親(23)を含む3人暮らし。病院搬送時、いずれも母親は仕事で不在だった。http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014102100804