不法残留のタイ人女性を風俗店にあっせんして売春させたなどとして、警視庁保安課は8日までに、入管難民法違反と売春防止法違反などの疑いでタイ国 籍の無職オヌマ・ピッチャパー容疑者(35)=東京都台東区=と風俗店の実質経営者で中国籍の于曉梅容疑者(43)=埼玉県川口市=ら計26人を逮捕し た。
保安課は、オヌマ容疑者が昨年12月以降、十数人のタイ人女性を都内の複数の風俗店に仲介していたとみているが、同容疑者は「全く知らない」と容疑を否認している。
タイからの観光客は2013年から短期滞在のビザが免除されており、保安課はオヌマ容疑者らが制度を悪用したとみている。
逮捕容疑は2~3月、不法残留していた20代のタイ人女性を豊島区の于容疑者の店に仲介し、売春させるなどした疑い。オヌマ容疑者らは「無料で日本観光が できる」などとタイで女性を勧誘。渡航費分などの借用書を書かせて「返済するまで帰国できない」と売春を強要していたという。
http://www.sankei.com/affairs/news/160708/afr1607080016-n1.html
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