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神戸市須磨区の須磨海水浴場近くのコンビニで24日夜、若者らが乱闘となり、催涙スプレーが噴射されるなどして17人が負傷した事件で、乱闘に関与したのは傷害容疑などで逮捕された4人を含め、少なくとも8人に上ることが25日、須磨署への取材で分かった。

いずれも成人男性で、尼崎市の4人グループと、大阪市などの4人であることが分かっている。同署はさらに関与した人物がいるとして捜査している。

逮捕されたのは、尼崎市東難波町、フィリピン国籍の会社員櫃割(ひつわり)ジョシュア容疑者(20)ら男4人。同署の調べに、「『何見とんねん』と言わ れ、けんかになった」などと供述している。メンバーのいずれかがスプレーを噴射したとみられるが、スプレー缶は見つかっておらず、同署は詳しい経緯につい て調べている。

事件は24日午後7時半ごろ、神戸市須磨区須磨浦通5、須磨海水浴場近くのコンビニ近くで発生。目撃情報によると、「目が合った」などとけんかが始まり、コンビニの入り口付近で催涙スプレーが噴射されたとみられ、近くにいた一般客も巻き込まれた。

病院に運ばれたのは18~51歳の男女9人。スプレー噴射で目の痛みなどを訴えた7人は症状が軽く、帰宅した。

須磨海水浴場を管理する神戸市みなと総局は「事実関係を確認し、今後の対応を考える」としている。

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201607/0009319904.shtml