香港から関西空港に覚醒剤約12キロ(末端価格約8億4千万円)を密輸入したとして、大阪府警が中国人の留学生ら男2人を覚醒剤取締法違反(営利目的密輸入)の疑いで逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。共に容疑を認めているといい、日本の密売グループに渡す「運び屋」だったとみている。
捜査関係者によると、逮捕したのはいとこ同士で、京都市下京区の会社員、曹春輝容疑者(35)と同市右京区の留学生、曹鋭容疑者(32)。5月19日と6月17日、香港発関空行きの国際貨物郵便で、覚醒剤計約12キロを密輸入した疑いがある。税関の検査で発見した。大阪地検は既に2人を同じ罪で起訴している。
覚醒剤は木箱に詰められた円柱形の鉄製容器(直径14センチ、長さ51センチ)に約1・5キロずつ分けられ、簡単には開かない特殊な構造だった。香港の税関には、中身は「型枠」と申告していたという。府警は2人の関係先から多数の空容器を押収。起訴された事件以外にも大量の覚醒剤を密輸入していたとみて調べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00000070-asahi-soci
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