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兵庫県や大阪府など、都市部の地下鉄でスリを繰り返し、現金を盗んだなどとして、兵庫県警はルーマニア国籍の男3人を逮捕・送検しました。「日本人は防犯意識が低いので、スリをしに入国した」などと話しているということです。  窃盗などの疑いで逮捕・送検されたのは、ルーマニア国籍の塗装業・ラドカヌ・ドミトル容疑者(30)ら男3人です。  3人は2019年から今年1月までの間、東京都や大阪府、兵庫県などの地下鉄で1件の未遂を含む26件のスリを繰り返し、現金など計約168万円を盗んだ疑いが持たれています。  今年1月、全国でスリ被害が多発し、警察が警戒していたところ、神戸市営地下鉄・長田駅でスリ被害が発生。  警察が駅の防犯カメラを解析して、ラドカヌ容疑者らを特定しました。  警察によりますと3人は、スリの「実行役」と周りの目を遮断する「目隠し役」に役割を分担していたといい、盗んだ金は遊興費や、ギャンブルでできた借金の返済に充てていました。  警察に対し、3人は「日本人は防犯意識が低く、バッグから目を離すなど警戒心が低いので、スリをしに日本に来た」などと容疑を認めているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a2f241146ecee9344050a9e5d7b49cb47bf2718