Pocket

中国人グループが他人名義の銀行口座を売買していた事件で、県警サイバー犯罪対策課などは17日、不正に使用する目的で銀行口座を譲り渡していたとして、福岡、広島両県に住む中国籍の男女5人を犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕したと発表した。

逮捕容疑は、5人は2010年9月中旬〜13年1月、福岡県内などで自分名義の口座を譲り渡したり、他人名義の口座を譲り受けたとされる。

県警によると、5人は中国籍の無職、黄明濤被告(28)=同法違反で公判中=の指示を受け、知人らから集めた計55口座を黄被告に1口座6万円などで売ったとみられる。黄被告は他人名義の約200口座を所有しており、インターネットバンクを使った不正送金先の口座などとして、別の中国籍の男に口座を売っていたとみられている。【三木幸治】http://mainichi.jp/area/aichi/news/20130918ddlk23040284000c.html