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毎日新聞 2013年11月13日 13時40分

 愛知、岐阜両県警は13日、工事現場から発電機などを盗んだ疑いがあるブラジル人グループと、盗品を買い受けていたとみられるナイジェリア人グループをそれぞれ摘発し、計11人を窃盗や盗品等有償譲り受けなどの容疑で逮捕したと発表した。

両県警は、ナイジェリア人グループが盗品を海外に輸出し、2012〜13年に発電機60台、クレーン付きのトラック30台(総額約2億円相当)が被害に遭ったとみている。 容疑は、ブラジル人8人(今年4〜9月に逮捕)が13年3〜4月、三重県木曽岬町や愛知県弥富市でトラックを盗み、同県蟹江町の工事現場などで発電機を盗んでトラックで持ち去ったなどとしている。

ナイジェリア人ら3人(今月13日に逮捕)は今年3〜4月、岐阜県多治見市の倉庫で、ブラジル人が盗んだ発電機計6台(計1650万円相当)を計215万円で買い取ったとされる。3人は「盗品とは知らなかった」などと容疑を否認しているという。

両グループのそれぞれのリーダーが12年夏に名古屋市内の飲食店で知り合い、ナイジェリア人側が「発電機があったら買う」などと持ちかけたという。 http://mainichi.jp/select/news/20131113k0000e040238000c.html