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千葉中央署は13日、強盗未遂の疑いで自称中国籍の住所不詳、無職、王鵬飛容疑者(25)を現行犯逮捕した。現金を脅し取ろうと入った民家で、住人の中学の先生に諭されて強盗を断念、取り押さえられたという。署が詳しい状況を調べている。

同署によると、王容疑者は13日午後4時半ごろ、千葉市中央区の民家で、一階の鍵の開いていた窓から侵入し、居間にいた無職女性(79)の頭を数回殴り、羽交い締めにして金を要求。2階にいた中学の先生で、女性の息子(53)が悲鳴に気が付き、王容疑者に強盗をやめるように諭したところ「中国に帰るために10万円が必要だった」と話し、犯行を諦めた。

2人にけがはなかった。王容疑者は果物ナイフのようなものを持っていたが、使わなかった。息子は「体力ではかなわないと思ったので諭した」と駆け付けた警察官に説明したという。

http://www.sankei.com/affairs/news/150614/afr1506140001-n1.html