日本年金機構(東京都杉並区)に提出したうその書類で基礎年金番号を不正に入手し、全国健康保険協会(千代田区)から健康保険証をだまし取ったとして、警視庁が韓国籍の無職の男(53)ら男2人を有印私文書偽造・同行使と詐欺容疑で逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
男らは名義人がホームレスなどの年金未加入者であると装い、架空の人物名義で健康保険証の交付を申請していたが、年金機構は本人確認を行わず、不正を見抜けなかった。同庁は300通以上の健康保険証を押収しており、詳しい手口を調べている。
他に逮捕されたのは、住所・職業不詳の男(42)。同庁は関係先から健康保険証のほか、預金通帳、キャッシュカードなどを押収。一部の健康保険証は、ネット通販で詐取した商品を空き家で受け取った際の本人確認や、口座の不正開設に使われていた。
ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160126-OYT1T50014.html
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