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韓国の大田(テジョン)地方警察庁広域捜査隊は17日、日本に本社を置き違法賭博サイトを製作・運営した容疑(国民体育振興法違反など)で日本総責ユン某容疑者(48・女)と韓国総責ユン某容疑者(44)、組織暴力団チェ某容疑者ら108人を検挙した。

警察によると、日本総責ユン容疑者は2009年に日本にウェブホスティング会社を設立、尾方賭博サイト製作代価として件当たり1000万ウォン(約95万8000円)を受けてこれを管理し、毎月210万ウォン(約20万円)相当を受け取るなど、4年間で187のサーバーを製作・管理、208億ウォン(約20億円)相当の不当利得を取りまとめた容疑だ。

また、韓国総責ユン容疑者はソウル・江南区(カンナムグ)のマンションに事務所を構え、プログラマーのチェ某容疑者らを採用し、サーバーやサイト管理をおこなっていた。共に拘束された組織暴力団チェ容疑者はユン容疑者らが管理する187のサーバーの一つを利用し、208億ウォン規模の賭博サイトを運営してきた容疑がもたれている。

ユン容疑者らホスティング会社は海外にホスティング会社を設立し韓国国内でサーバーを賃貸すれば、賭博サイトを運営しても捜査機関の取り締まりを避けることができるという点を利用した。

また、徹底した隠蔽のために国内法人事務室にはサーバー中継機のみを置いたまま、別のアマンションの一室から外部駐車場監視のためのCCTVを設置し、賭博サイトを管理してきたことがわかっている。

警察はこれらのサイトを利用して賭博に加担した約90人を検挙する一方、日本に滞在中の総責ユン容疑者ら3人に対して逮捕令状を発行し、手配措置した。

http://www.wowkorea.jp/news/korea/2016/0317/10162730.html