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ネパール警察は17日、昨年4月のネパール大地震の被災者に「日本で働ける」と持ち掛けて計約113万ネパールルピー(約110万円)をだまし取った詐欺の疑いで男2人を逮捕した。うち1人は日本人を名乗っているが、身分証明書などを所持しておらず、事実かどうか不明。残り1人はネパール人。ヒマラヤン・タイムズ紙などが伝えた。

男らはコンサルティング会社幹部を名乗り、中部ゴルカ県などのネパール地震の被災者12人に日本での就労あっせんを提案、前金を預かったまま逃亡した疑いが持たれている。PTI通信によると、男らは被災者に「月に20万~30万ルピー稼げる」と声を掛けていたという。

ネパールでは近年、日本での就労が人気になっており、首都カトマンズなどでは多数のブローカーが仕事をあっせんしているとされる。(共同)

http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/160618/wor16061801320008-n1.html