焼き肉用の網の洗浄工場などで、中国人7人を違法に働かせていたなどとして、韓国人の男ら2人が逮捕された。逮捕されたのは、韓国人で会社社長の朴聖熙容疑者とインターネット広告会社社長の全永博容疑者。
警視庁によると、朴容疑者らは去年9月から先月まで、朴容疑者が経営する千葉県市川市の焼き肉用の網の洗浄工場で、中国人の男7人を違法に働かせた疑いなどがもたれている。7人が持っていたのは全容疑者の会社の「企業内転勤」という在留資格で、通訳や翻訳の仕事しかできないものだった。調べに対し朴容疑者は、「中国人を使えば人件費が安くすむと思った」などと容疑を認めているという。警視庁は、朴容疑者の工場が2015年8月頃から1億5000万円以上の利益をあげ、その金が全容疑者にもわたっていたとみて調べている。
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