東京都内のホテルで警備員に暴行を加えて重傷を負わせたとして、警視庁組織犯罪対策2課は16日、傷害容疑で、東京パラリンピックのジョージア代表の男子100キロ級柔道選手、ズヴィアド・ゴゴチュリ容疑者(34)を逮捕した。調べに対し、「何も言い訳はありません」と容疑を認めている。ゴゴチュリ容疑者は、2016年リオデジャネイロパラリンピックの男子90キロ級の金メダリスト。
逮捕容疑は、12日午前8時20分ごろ、東京都大田区内のホテル廊下で、警備員の男性(63)に突然飛び掛かり、押し倒した上で、腕で首を絞めるなどの暴行を加え、あばら骨を折るなどの全治約1カ月の重傷を負わせたとしている。
同課によると、同国選手団の1人が入国時の検査で新型コロナウイルス感染が判明し、ゴゴチュリ容疑者は他の選手らとともにこのホテルに隔離されていた。男性警備員が14日、警視庁に被害届を提出した。
暴行を加える約1時間前に、別の警備員が選手らが騒いでいることを注意しており、同課は詳しい動機や経緯を調べている。
https://www.sankei.com/article/20210816-LB2AHDB32RNRBPL7ZKXAINGZEU/?outputType=theme_tokyo2020
- 投稿タグ
- 傷害
最近のコメント