衣服についているボタン約1300個に、末端価格約1億6千万円相当の覚醒剤約2・6キロを隠した国際郵便を受け取ったなどとして、警視庁組織犯罪対策5課などは、麻薬特例法違反容疑で、ナイジェリア国籍のアゾド・チディ容疑者(51)と日本人の男2人を逮捕した。
組対5課によると、税関の検査で英国から届いた荷物の中に覚醒剤が入っていることが判明した。覚醒剤は民族衣装など約70着についていた約1300個のボタン内に約2グラムずつ隠していたという。ボタンは中が空洞だった。
組対5課はナイジェリア人が組織的に関与しているとみている。調べに対し3人は「荷物のことは何も知らない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は何者かと共謀し、今月13日、神奈川県座間市と東京都新宿区で、中に覚醒剤が入っていると認識しながら荷物を受け取るなどしたとしている。
https://www.sankei.com/article/20210818-SZDKN752WFJGROWSHIRGIZLIXA/
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