Pocket

山梨県で桃などの果物が相次いで盗まれた事件の関係先として警察は11日、ベトナム人のグループが暮らす群馬県伊勢崎市のアパートなどを捜索しました。
警察はこのアパートにいた2人を不法残留の疑いで逮捕していて、今後、果物が盗まれた事件への関与についても調べることにしています。

山梨県では、桃やぶどうなどの果物が収穫直前に大量に盗まれる被害がことし6月中旬から相次ぎ、今月1日までに合わせて37件、被害金額はおよそ750万円分に上っています。
警察は1か所あたりの被害の規模が大きいことから、グループによる犯行とみて現場周辺の防犯カメラなどの映像の分析を進めていました。
その結果、ことし7月に果物が盗まれた事件で、被害があった時間帯の前後に山梨県内を移動する不審な車を特定し、特徴の一致する車を群馬県伊勢崎市で発見したということです。
そして11日、この車を使っていたとみられるベトナム人のグループが暮らす伊勢崎市内のアパートなどを果物の盗難事件の関係先として捜索しました。
警察は部屋にいた20代と30代のベトナム人2人を不法残留の疑いで逮捕していて、今後、山梨県で果物が大量に盗まれた事件との関わりについても調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20220812/1040017715.html