産経新聞 11月21日(木)15時40分配信
偽造したクレジットカードでガソリン代や高速道路料金を支払ったとして、埼玉県警国際捜査課と大宮東署は20日、不正作出支払用カード電磁的記録供用や詐欺容疑などで、パキスタン人や日本人の男6人を逮捕した。県警は組織的グループが関与した疑いがあるとみて背景を調べる。
逮捕されたのはパキスタン国籍の無職、バット・イシュファーク(52)=住居不定=とアリ・ルスタム(45)=大阪府高槻市=両容疑者のほか、運送業の男など日本人4人。このうち5人は容疑を認めている。
逮捕容疑は平成25年4~7月、富山、兵庫、静岡、福島各県で、米国で発行された他人のカード情報をもとにした偽造カードでガソリン代などを支払い、詐取したなどとしている。
県警は関係先を家宅捜索し、不審なカードや偽造用の機器とみられる物品を押収した。事件をめぐっては奈良、富山両県警が外国籍の男らを逮捕。一部の容疑者が自動車窃盗への関与をほのめかしているといい、関連を調べている。
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