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<独占>中国人観光客「京都で故意に車にぶつかりカネを要求」=中国で注目の話題に

 

2015年10月5日、現在中国のネットで「中国人観光客が京都で故意に車にぶつかり、けがをしていないのにお金を要求した」との話題が注目を集めている。

ネットでの書き込みには、「祇園町南側地区協議会よりのお知らせ」(以下=お知らせ)と書かれた書面が掲載されている。

「お知らせ」によると、今年8月21日、ある料理屋の女将が車をゆっくり走らせていた際、年配の中国人観光客が車のミラーに倒れこみ、「足が痛い」と主張し病院に搬送された。診察の結果、けがはなかったが、中国人観光客とその家族は通訳を介し、お金を要求。料理屋の女将は同家族と2時間に渡り話し合った結果、要求に応じ10万円を支払った。その後警察に相談したところ、中国人観光客の行為は「脅迫・恐喝」に当たる犯罪であり、今後同様の事態が発生した際は直ちに通報するよう回答があったという。

同騒動はネットにとどまらず中国メディアも取り上げられるなど注目を集めている。この件についてレコードチャイナ編集部が「お知らせ」を出した「祇園町南側地区協議会」の高安三美子会長に確認したところ、事実であるとの回答を得られた。高安会長は日本の「おもてなし」を代表する京都で長年サービス業に携わっている。同件に関して高安会長は「多くの問い合わせがあり迷惑している」と語っている。

中国は現在、国慶節連休(建国記念日、1~7日まで)で、訪日中国人観光客が増え、過去最高を更新するとみられている。注目を集めている同件に関して、中国側が調査に乗り出すのか、対応を含め反応が注目される。(編集/内山)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00000047-rcdc-cn