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東京の多摩地域にある寺で、「体験修行」として預かっている中学生らに、住職が暴行していた疑いなどがあるとして、児童相談所が中学生らを保護していたことがわかった。

東京の多摩地域にある寺で先月下旬に撮影された映像には、預けられている中学3年の15歳の男子生徒が寺の住職に顔を平手打ちされたり、棒でたたかれたりする様子などが記録されている。

暴行被害を訴える男子中学生(15)「(住職に)全身的に全体を殴られる。(Q:素手で?)素手の時もありますし、太鼓の棒とかでたたかれる時もある。ボコボコにされるし、めっちゃ怖いんで、言葉だけでも圧倒されるぐらい怖い。1秒でも早く(寺から)出たいです」

男子生徒の耳や腕などには、暴行によってできたとみられるあざが残っていた。
この寺では不登校や家庭の事情などの問題を抱える子供たちを1日あたり7500円で預かり、「体験修行」として、滝行や写経などを行っているとしている。しかし、関係者が寺で撮影した映像には、預かった子供に住職が繰り返し暴行する様子に加えて、寺の領収書の整理を手伝わせている様子も記録されていた。

目撃した関係者が通報したことなどを受けて、立川児童相談所は11日に寺に立ち入り調査を行い、男子生徒らを保護した。警視庁もこうした情報を把握していて、暴行の実態など情報収集を進めている。一方、寺の住職は日本テレビの取材に対し、「やっていません」と暴行そのものを否定している。http://www.news24.jp/articles/2016/11/14/07346411.html

https://www.youtube.com/watch?v=m3EDO6swzZI