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大麻の密売を繰り返して麻薬特例法違反などの罪に問われた女に対し、大阪地裁は懲役6年・罰金200万円、追徴金として6億6700万円あまりを科す判決を言い渡しました。

判決などによりますと、朴愛未被告(29)は2018年7月ごろからの約2年間で、神奈川県や長崎県など大勢の客に対して大麻を販売し、大麻の密売を仕事としていました。これまでの裁判で検察側は、朴被告が交際相手とともに大麻の密売組織を立ち上げ、2年間で6億6900万円あまりを売り上げていたと指摘。一方で弁護側は、組織の中で一販売員に過ぎなかったなどと主張していました。

大阪地裁は12月9日、「約2年という長期間、多数回にわたり大麻などの密売を行い、総額6億円を超える巨額の収益を上げたという点で、大麻の密売では過去に例を見ないほど規模が大きく、多量の大麻の害悪を社会に拡散させた」として、懲役6年・罰金200万円、さらに追徴金として6億6700万円あまりを科す判決を言い渡しました。

https://www.mbs.jp/news/sp/kansainews/20211209/GE00041457.shtml