東京・江戸川区の路上で、グループ同士の乱闘があり、9人が逮捕された。客引きグループは3人、中国人グループは6人で、素手やコンクリートブロックで殴り合ったという。 【画像14枚】ひときわ目立つ大柄なコマツ容疑者。今月19日、乱闘事件の容疑者らが次々と連行されてきた。
「罵声」から乱闘へ
ブラジル国籍で飲食店経営のコマツ・アベニール容疑者(32)ら3人と、中国籍の柴夢沢容疑者(34)ら6人は、去年12月27日午前4時前、江戸川区西小岩の路上で、お互いに殴り合いをして、けがをさせた疑いが持たれている。逮捕容疑者は、傷害と暴行。 コマツ容疑者らは地元の客引きグループ、紫容疑者らは中国人で、建設業の仕事仲間だった。当時、コマツ容疑者らは、酒を飲んで、現場の通りを歩いて、別の店に移動しようとしていた。その近くでは、紫容疑者ら3人がたむろしていたそうだ 両者がすれ違った際、どちらかが「罵声」を浴びせたが、その場は何も起こらなかったという。ところが、コマツ容疑者らが、目当てにしていた店が休業で、引き返してきたところで、再び、紫容疑者らとバッティング。そこで乱闘に発展したという。
コマツ容疑者 大暴れ
「3人対3人」の殴り合いとなったが、大柄なコマツ容疑者の”腕っぷし”がかなり強く、紫容疑者は素手で殴られ失神。これでは勝てないと思ったのか、中国人グループの1人が仲間を呼びに行き、「3人対6人」の乱闘になった。 それでも、コマツ容疑者を止めることはできず。結局、中国人グループの一人が、近くの店先の看板の”重し”として使われていたコンクリートブロックを持ち出し、コマツ容疑者の頭を殴ったという。やっと路上に倒れこんだコマツ容疑者は、馬乗りの状態で殴られたとのこと。 最終的に、現場では、3人が倒れていたそうだ。このうち2人はコマツ容疑者を含めた客引きグループの2人で、もう一人は中国人グループの男だった。午前4時ごろ、コマツ容疑者の仲間が、現場を通りかかったゴミ収集車に助けを求めて事件が発覚した。 警視庁小岩署などは、乱闘に関わった9人を特定し、今月19日・20日に通常逮捕した。これまでの調べで、9人のうち5人がケガをしたことが確認されている。調べに対し、コマツ容疑者は「一発殴ったのは間違いないがブロックで後頭部を殴られて記憶が飛んでいる」と容疑を一部否認し、ほかの8人も否認している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff4ce6845bd6a31cbd21b7518da3a9766b15bebf
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