埼玉県警川口署は1日、威力業務妨害の疑いで、川口市居住でトルコ国籍の男子中学生(14)を再逮捕した。
再逮捕容疑は7月12日午後4時47分ごろ、川口市内の商業施設の出入り口付近に、火を付けた煙幕花火を投げ付けて業務を妨害した疑い。容疑を認めているという。 署によると、男子中学生は複数人と施設内で大音量で音楽を流したり、たばこを吸うなどの迷惑行為を繰り返したとして、60代の男性警備員から出入り禁止を告げられた。これに憤慨し「外国人を差別するのか」「爆破してやる」と警備員を脅迫。その後、一度立ち去り、煙幕花火を持って施設に戻ってきたという。 署は警備員への脅迫容疑で同15日に逮捕。防犯カメラの精査や本人の供述から今回の容疑を特定した。男子中学生は「僕が外国人で店で悪いことをすると自分だけが怒られ差別されたことに腹が立った」と供述しているという。署は犯行に至った詳しい経緯や当時の状況などを調べている。
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