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大阪・ミナミの戎橋でベトナム国籍の男性が暴行を受けて道頓堀川に突き落とされて死亡した事件で、警察は現場から逃走していたドミニカ共和国籍の男を殺人の疑いで逮捕しました。  殺人の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職でドミニカ共和国籍のクルス・カブレラ・ブライアン・アルベルト容疑者(26)です。警察によりますと、アルベルト容疑者は8月2日の夜に大阪・ミナミでベトナム国籍のチン・トゥ・アインさん(21)に暴行を加えるなどして、道頓堀川に突き落とし殺害した疑いが持たれています。  警察によりますと、アルベルト容疑者とアインさんは事件直前まで現場付近に一緒にいて、酒などを飲んでいたということです。

実はMBSの取材班は事件の約1時間前、被害者のアインさんと逮捕されたアルベルト容疑者らが現場付近で大音量で音楽をかけながら酒を飲むなどする様子を撮影していました。  逮捕されたアルベルト容疑者は現場から逃走していましたが、事件翌日の8月3日、警察がアルベルト容疑者を大阪市西成区の簡易宿泊所で発見して、入管難民法違反の疑いで逮捕していました。  警察の取り調べに対して、アルベルト容疑者は「弁護士と話してからでないと話すことはない」と認否を保留しているということです。  警察はアルベルト容疑者から詳しく事情を聞き、事件の経緯を調べる方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c8058d37894a8ce0548359d8f2dca7dd79a06c5