銀行口座を不正に取得したとして、兵庫県警は１７日までに、犯罪収益移転防止法違反や詐欺の疑いで、
中国残留孤児２、３世を中心とした不良グループ「怒羅権」のメンバーで
元会社社長の李明岩容疑者（３４）＝東京都板橋区＝ら中国籍の男４人、女２人の計６人を逮捕した。
県警は約４０の口座の不正売買を確認しており、振り込め詐欺など犯罪に悪用された可能性もあるとみて、怒羅権の組織的関与を調べる。
怒羅権は、暴力的な犯罪行為を繰り返すグループ「半グレ」の一つ。暴力団対策法の適用対象外だが、
警察庁は今年３月、こうした集団を「準暴力団」と規定し、取り締まりを強化している。
県警組織犯罪対策課によると、他に逮捕されたのは、李容疑者の会社の元社員で
名古屋市中区の呂浩維被告（２５）や姫路市保城の無職楊軍被告（３１）ら。
李容疑者は「知らない」と否認し、他の５人（いずれも公判中）は大筋で認めているという。
李容疑者の逮捕容疑は、呂被告と共謀して１月３０日、他人名義のキャッシュカード８枚を、
楊被告から約１４万円で譲り受けた疑い。
県警は呂被告が楊被告から複数の口座を買ったとして、２人を同法違反の疑いで今年１、２月に逮捕。
呂被告は「李容疑者の指示で口座を集めた。
インターネットのチャット（会話サービス）で呼びかけ、楊被告と知り合った」と供述しているという。
楊被告らは、帰国する留学生や元技能実習生から不要になった口座を集めたり、
今回逮捕された女２人が銀行から詐取した口座を譲り受けたりし、
呂被告に１口座当たり約７千～２万円で売っていたとみられる。 http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201307/0006166853.shtml
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竹島はこうして奪われた
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